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  7. ハーブティーは、ハーブ原料とどう違うの
学会(特に科学系)で論文を発表している人はご存知のこととなります。

学会で、Aという植物あるいは成分には、Bという効果がある、という論文を発表した、とします。

学会には、関連のメーカー(医薬系であれば製薬会社)も当然、聴講に来ていて、発表された論文の中から、どれが、製薬に使えるか、が選ばれます。(予算の関係でほとんどは使われませんが。)

選ばれたAという植物あるいは成分の論文を選んだ場合、製薬会社は、その原料となるAそのものを販売するわけではありません。

製薬会社は、さらに、Aという植物あるいは成分について、副反応はどうでるのか、どうすれば、出にくくなるのか、Bという効果を効率よくアップさせるには、YとZという成分が必要である、などと研究に研究を重ねます。

そして、薬は世に出ます。

カルシウムを単独で摂取するのではなく、カルシウムを効率よく取るには、マグネシウムも必要である、ということも同様ですね。

上記のハーブ(Aという植物)も、原料について単独に効果がある、とWHO、欧州薬局方、フランス薬局方、ドイツE委員会などが認めた場合、日本の一般の方は、それ!とばかり、その原材料を買い求めます。

しかし、どのような効果がある植物や成分であれ、副反応もあります。効果が強いほど、副反応もとても強いです。(日本では、そのような植物は順に、医薬品原料として一般販売ができなくなる制度になっていますが。)

薬理学的および医学的特性のいくつかは、1つまたは2つの物質だけで生成されるのではなく、植物が伝統的に使用されている効果を生み出すために相乗的に作用する数百の化合物によって生成されます。

薬用植物の特性に寄与する2つのタイプの必須成分があります:

有効成分:独自の薬理作用を持つ化合物
有用成分:独自の薬理作用を持たないが、体内の有効成分の効果と耐性を調節し、それらが吸収される方法を改善することができる化合物

化合物のこの複雑な組み合わせは、植物の特定の部分のみを選択的に抽出することによって得られるものとは異なる薬効を生み出す可能性があります。

例として、植物全体のウコンを使用すると、クルクミンの濃度が低くなりますが、その生物学的利用能は他の成分によって最適化されます。
複数の特性が複雑なブレンドに依存するアダプトゲン植物(ロディオラ、ジンセン、シベリアニンジンなど)の場合や、ホーソンもその薬理学的特性は、単独自体で特定の画分から取得することはできません。つまり、単独で摂取しても、薬草の持つ有効成分が発揮できずらいのです。

さらに、多くのハーブは、同定検査を受けていません。(有効成分が一定量含まれてはいない)
有効成分含有一定以上について 
当店取扱の有効成分含有一定以上のハーブ

 

薬同様、大なり小なりの副反応をどの程度少なくするか、効率よく植物成分を取り込むには、ほかになにが必要なのか、などと研究が行われ、単一のAに、いくつかの植物や成分が加わります。それが、当店での ハーブティーです。