Opuntia ficus-indica Mill. さぼてん

葉状体、花、果実の柔組織。

主成分
– 葉状体:豊富な粘液質。
– 花: フラボノイド(オプンチアフラボノシド)、粘液質。
– 果実: ペクチン、タンニン、ビタミンC、カロテノイド、β-キサンチン。

薬理作用。
ポピュラーな用途:
– フィロクラディウムは粘液質を含むため、消炎剤や抗炎症剤として使用される。最近では、水溶性食物繊維をベースとした製剤が、過体重、高血糖、高脂血症の治療の補助剤として市販されている。フィロクラディウムの果肉には、抗酸化作用、利尿作用、抗炎症作用、抗糖尿病作用、脂質低下作用、抗ウイルス作用、細胞毒性、治癒作用などの薬理作用が報告されている。
– 果実には収斂作用、下痢止め、ビタミン作用がある。

効能・効果
一般的な使用法:
– フィロクラディウム:炎症性疾患。
– 花:胃腸痙攣、下痢、乏尿、膀胱炎、創傷。
– 果実:下痢。
フィロクラディウムから抽出した水溶性食物繊維を用いたいくつかの臨床研究では、メタボリックシンドロームの治療における栄養補助食品として、肥満、高血糖、高脂血症(食事療法と運動療法に関連)、体格指数、体脂肪率、循環トリグリセリドの有意な減少に関連する良好な結果が示されている。しかしながら、Onakpoyaらによって実施されたメタアナリシスでは、著者らは、体組成および代謝パラメーターに対する効果を裏付けるためには、さらなる臨床試験が必要であると結論づけている。

ポソロジー/使用方法
一般的な使用法
– 柔組織(殻付きフィロクレイド):
煎じ薬:インフルエンザ、風邪、刺激性の咳、膀胱炎、胃腸炎、結膜炎などの治療に用いる。
湿布(皮をむいた葉):腫れ物、膿瘍、リウマチの痛みに熱く塗る。
食用。
– 花:煎じ薬:コップ1杯にデザートスプーン1杯、10分間煎じ、1日3杯飲む。
– 果物:食用、ジュース、シロップ、ジャム。

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