学名:Acanthus mollis
葉
主成分
粘液質、タンニン、炭水化物、ミネラル塩、樹脂、苦味成分、有機酸を含む。有効成分は、バーバスコシド、ベンゾオキサジノイド、フェニルプロパノイドなど。
薬理作用
抗炎症剤、収斂剤、止瀉剤、胆汁分泌促進剤、去痰剤として、また外用では鎮痛剤、脆弱剤(ヒーリング)として広く用いられる。
アカンサスの葉の抽出物は、マウスやヒトの実験モデルにおいて、抗酸化作用、抗炎症作用、神経保護作用を示した。
効能/推奨
民間療法では、下痢、肝胆道系疾患、気管支炎、インフルエンザ、風邪の治療に用いられる。外用:皮膚や粘膜の炎症。
用法・用量
内服:コップ1杯にティースプーン1杯を10分間煎じる。1日3杯、食後に。
外用:煎じ薬、洗浄または湿布として塗布。