Artemisia maritima ミブヨモギ

学名:Artemisia maritima

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主成分
精油(2~3%:1,8-シネオール、クリサンセノン、カンファー、ボルネオール)、サントニン(1~3%)、苦味成分(アルテミシニン)、ミネラル塩(Na、P、K)。

薬理作用
駆虫薬、消毒薬、気管支拡張薬、利尿薬、治癒薬として広く用いられる。

精油はin vitroで鎮痙作用と気管支拡張作用を示した。本研究の著者らによると、これらの作用は、腸の疝痛、下痢、喘息における伝統的な使用を部分的に正当化するものである。

効能/推奨
気管支炎、喘息、下痢、腸内寄生虫症(特にオキシウレア症)の治療に、また外用では創傷や皮膚潰瘍の治癒剤として広く用いられてきた。

使用方法
一般的な使い方
– 煎じ薬:カップ1杯につきデザートスプーン1杯、10分間煎じる。空腹時に1杯、月に3日(寄生虫駆除薬として)。
外用:
– 煎じ薬:30~50g/Lを5分間煮出す。洗浄または湿布として塗布する。

使用上の注意
治療マージンが低いため推奨されない:治療量に近い用量では、嘔吐、視覚障害、精神錯乱を引き起こす可能性がある。ヒマシ油と併用してはいけない。

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