Artemisia vulgaris L. マグワート

花の上部(Artemisia herba)、一般的には根(Artemisia radix)。

主成分
エッセンシャルオイル:カンファー、ボルネオール、ブルガリン。Thujoneとセスキテルペンラクトンは、ごく少量か存在しない。

薬理作用
コミッションEにより承認されていない。
植物、根ともに食前酒、瀉下薬、胆汁分泌促進薬、駆虫薬、抗真菌薬、月経困難症薬、抗炎症薬として広く使用されている。

よもぎのヒドロエタノール抽出物は肝保護効果を示した。

よもぎ精油は黄熱病ウイルスの複製を阻害する。

効能/推奨
欧州委員会(Commission E)は、治療上の有効性と安全性が証明されるまで、その使用を避けるよう勧告している。

民間療法では、無力症、消化不良、鼓腸、肝胆道系ジスキネジー、胃腸痙攣、持続性嘔吐、下痢、便秘、月経不順、月経困難症、酸素尿症、小児痙攣、静脈瘤、神経過敏症などに使用されてきた。

使用方法
一般的な使用法:
煎じ薬:2~3gを150mLの水に入れ、15分間煎じる。

禁忌
薬剤に対する過敏症。妊娠中、授乳中、幼児には勧められない。

副作用
以前に感作された人にアレルギー反応を引き起こす可能性がある。

使用上の注意
堕胎作用が報告されている。

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