Cedrus sp. スギ

Cedrus atlantica (Endl.) Manetti ex CarrièreまたはC. libani A. Richの葉。

主成分
セドロールを主成分とする精油。精油の他の成分は、cadinene, cedrene, thujopsene, sabineneなどのセスキテルペンやテルペン炭化水素である。

薬理作用
吸入すると、鎮静、リラックス、消毒、去痰、粘液溶解作用がある。局所的には、防腐剤、収斂剤、循環促進剤として使用される。

効能・効果
エッセンシャルオイルの伝統的な使い方: 咽頭炎、気管支炎、副鼻腔炎、インフルエンザ、風邪などの呼吸器系疾患の治療。神経の緊張やストレス状態の鎮静。外用では、収れん作用と防腐作用があるため、ニキビや脂性肌、湿疹、皮膚炎の治療、頭皮ケア(ハゲ、脂性、フケなど)に使われてきた。喉の痛みのうがい薬にも。また、関節痛の治療にも外用される。

用法・用量
皮膚に塗布する前に、植物油(アーモンド油など)で希釈し、外用にのみ使用する。頭皮ケア用シャンプー100mLにエッセンシャルオイル7滴。吸入。

禁忌事項
薬剤またはエッセンシャルオイルの成分に対する過敏症。妊娠中、授乳中、小児には使用しないこと。

副作用
局所刺激または感作を引き起こす可能性がある。

注意事項
神経毒性があるため、内服は避けること。

テキストのコピーはできません。