野生植物ではなく栽培植物を使用する理由

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  7. 野生植物ではなく栽培植物を使用する理由
当店は、可能な限り、野生植物を収集するよりも作物植物を使用しています。

このアプローチは、植物の自然生息地を保護し、その絶滅を回避し、また、植物の成長条件、成長、収穫のタイミング、そして最終的にはその作用が依存する化合物の組成と含有量の最適制御を保証します。

1.レッドリストにあがっている植物で野生収穫は禁止されている

20年ほど前から、世界のレッドリスト(野生種の存続が危ぶまれていて収穫禁止)には、多くのハーブがあがっています。薬用および芳香植物としての使用が十分に立証されている28,000種が、IUCNレッドリストの絶滅の脅威基準に照らして評価されています。これらの評価に基づいて、世界の薬用および芳香植物種の5分の1が脅威にさらされています。つまり、IUCNの絶滅危惧種の基準に基づいて、絶滅危惧種、絶滅危惧種、または危急種として評価されています。

2.販売するほどの量は野生で収穫はできない

土地は、所有者が必ずいますから、無断でしかも販売するほどの量を収穫することはできません。土地の持ち主との契約が必要となりますが、せいぜい1,2種類でありしかも土地の10%ほど、という決まりがありますからそれ以上の量は乱獲になります。

3.野生種は土壌のチェックをうけていない

野生種は土壌チェックを受けていませんので、植物の成長にどれだけ影響を受けているのかは、判明できません。

栽培されている作物植物は、農地の区画を選択する前に、作物計画の確認、土壌サンプルの分析による汚染物質(農薬、重金属など)の有無の確認、成長する植物の組成の分析など、さまざまなチェックを実行します。

認定された有機農場から植物を調達することを好み、植物のライフサイクルに準拠し、持続可能な方法で稼働するように収穫管理計画を実施します。

4.野生種は、種が交雑しているので、食用薬用ハーブとは異なる学名の場合が多い

ハーブのほとんどが花粉を作ります。野生のハーブの場合、管理を行っていませんので、花粉によって、3倍体であるにもかかわらず2媒体の種と交雑をすることもあります。その結果、4倍体などの雑種が存在することになります。

さらに、野生種は、鳥、虫あるいは風などが種を運んで広がります。そのため種が交じることにより、薬用として認められている学名とは若干異なる植物がとても多くなります。個人が趣味で食用にするにはよいですが、販売するにはあまりにも責任のない食品となります。

つまり野生種の学名は、薬効として認められている学名ではなく派生種となります。野生であるにも関わらず、薬効として認められた学名を付しているとすればそれは偽物です。

野生種は、ご自身が採取して自身のために使用するにはよいでしょう。しかし、同じ薬効を含かどうか不明のハーブを、販売する者の責任としては、プロフェッショナルなハーバリストであれば受け付けられないでしょう。
 

当店が使用するほとんどすべての植物は、認定された有機農場で栽培されています。そうでない場合、それらは持続可能な農業慣行を使用して生産された自然栽培です。

同様に、植物がケアの可能性をすべて維持することを保証するために、非常に厳しい収穫および保管条件が必要です。